カレー食べ歩き

カレー食べ歩き

negombo33 高円寺

高円寺駅南口より徒歩、駅前ロータリーを左折すぐ

川越にある有名店だが支店を出したようで有難い

日曜日1150着、行列こそないが満席との事にて10分程店外で待つ

事前に券売機で食券を買うよう言われ、3種盛り¥2000、ラムキーマ、ポークキーマ、ポークビンダを注文、激しいインフレを実感

着座の後5分程で提供

キーマはいずれも粗挽き、グレイビーは殆ど纏わず挽肉のスパイス焼きに近いが、スパイスは主役のお肉を損なわぬ程度に控えめな使い方

ビンダルは酸味はほんのり程度、美味しいけれど、ビンダルっぽくはない

キーマの仕上げ方には学ぶべき点が多いと感じた

85

 

大江カレー

高円寺駅南口より徒歩、アーケード南下、業スーが見えたら左折、一本目左折

黄色い看板がよく目立つ

祝日1150着、行列あり、男1、男女組1、男1、計4名

店外にクミンの香りが漂う、個人的にはクミンに苦手感があるのだが、ここのクミンの香りはとても良い

生憎霙混じりの雨、風も有り傘を持つ手が悴む、20分程で入店、カウンターのみ8席程度、最奥のカウンターに着座、男性店主のワンオペ体制

カレーは鶏、野菜、魚介、気まぐれの4種、本日の気まぐれは激辛ポークキーマ、数量かなりの少なく、自分の一人後ろで終わっていたので、ホントに8食程度で、行列は皆これ狙いのようだ

気まぐれ+鶏、鶏カレーの辛さ3注文、10分程で着

木の大皿上にライスと、これも木の皿にカレーが盛られ、店主は木皿がお好きのようだが、安定性に欠け食べようとすると皿がクルクル回ってしまい食べにくい、やむ無く皿を手で抑えながら食べ進む

結論から言うと両カレーとも良品だ

鶏の方は、とろみ強めのグレイビー、スパイスと各素材のバランスも丁度で美味しい、辛さ3は激辛ではないがそこそこの辛さ、2でもよかったかも

キーマの方は、豚肉の旨味甘みが強く引き出されている、他店でここまでやれている例を知らず、過去一のレベル

恐らく辛さ5オーバーも必然の設計、但し辛さは口中には残らずすぐ引いてしまうのに対し、半端なく発汗する為ハンカチ必須

店主のカレー愛が伝わる良店だ

90

サンガム日野店 SANGAM HINOTEN

日野駅より甲州街道八王子方面坂を登る、5分ほどで着、土曜日1200

入口は引戸、ガラガラ開けて入店、先客男1のみ

一番奥の二人掛丸テーブルに通される

どうやらテーブル席には予約があるようだ

ランチメニューはこんな感じ

Bセット、チキンとキーマ辛口注文

両カレーとも並、マトンの方が個人的には合う、化調感知、食後に残る

ナンは2枚迄、ライスは制限なくお代わり可

セットの飲み物はコーヒー、紅茶並の薄味

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アナス ドーサ ビリヤニ

豊田駅北口イオンモールフードコート

土曜日1300、注文カウンターに行列4人

フードコートにしては本格的メニュー展開

No.8南インドのチキンカレーセット¥735、チキンティッカ¥153も追加、しめて¥888何たるコスパ

ライスorナンはライスをチョイス、バスマティである

ドリンクもついてくる、アイスチャイ

チキンティッカは赤色が全くなく、塩とGJPのみの味付けながら、かなりの長時間漬けてあると見られ、頗る柔らかく美味しい

カレーの方は最上級とは行かないが、そこらのインドネパール系店舗と比べれば数段上の味わい、何よりちゃんと手順を踏んで調理された感がしっかり感じられる

南インドと言いながらもココナツは入れておらず、相応にチリペッパーも処方されており、キリリと引き立つ味わい

ライスもデフォルトで充分な量

他の種類のカレーやビリヤニ各種も期待が持てそうだ

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追記シリーズ

メニューのNo.26以降の食レポ

追記① No.26ラムニハリセット¥944

メニューによれば、パキスタンソウルフード、ハーブと羊のスネ肉で深みのある味が特徴、だそうだ

バスマティライスとアイスチャイのセット

中々にパンチ力ある一皿

中央に骨付きの肉塊が鎮座、グレイビーは酸味があり、辛さもそこそこあるが、細切りのジンジャーが多めに入っていてそのヒリヒリ感もプラスされている

お肉はスプーンで解せるほど煮込まれているが、ナイフとフォークも付いてきて食べやすい

ニハリとは骨付き肉等を長時間煮込む料理を言うようだ

お肉の状態とグレイビーに乖離感あり、別々に調理したものを直前に合わせた可能性を感じた

美味しさよりも物珍しさが先にたつひと皿

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追記② No.27カラヒセット(ラム)¥944

パキスタンの伝統肉料理、トマト、ニンニク、青唐辛子の効いたスパイシーカレー

こちらはテイクアウトにて自宅で頂く

激辛の色合いだが、ココイチの5辛が行ければ全く問題ない

ニハリもだが、若干の酸味を感じるが、この辺りはカラムーチョとかと通ずるものがある

写真では分かりにくいが内容量の約80%はラム肉で、グレイビーも汁気は殆どない

濃厚な旨味と適度な辛さがマッチしてとても美味しい

コスパも抜群

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追記③No.28コリアンダーセット(ラム)

カラヒ同様ラム肉たっぷりの濃厚カレー、違いは使うマサラだろうか

コリアンダーの清涼感とラム肉の旨味が一体となり、ライスとの相性もいい

高級感はないが味は秀逸

多量の油が使われており、これが美味しさの一因ではあるのだが、超絶高カロリーは間違いなし

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補記  連れはNo.1三種カレー注文

左からNo.7ベジコルマ、No.11バターチキン、No.12シーフード

コリアンダーセットを食べた後だったので薄味に感じる、ナンは中の上

追記④No.29ハイデラバードジンジャーマサラセット(ラム)

生姜とスパイスの効いたトマトベースのカレー

グレイビーが妙にオレンジ色だなぁと思ったらバターチキンのを流用しているようで甘い、いやそこにそこそこのチリペッパーが処方され、食べ進むうち汗だくになる辛さ

油たっぷりシックで旨辛の一皿

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追記⑤No.30シャヒマサラセット(ラム)

厳選スパイスとココナッツミルクがアスセントのクリームカレー

まずメニューの写真と色が違う

クリームカレーとあるが、とろけるチェダーチーズの様な味とネットリ感でとても美味しい、パクチーのアクセントも◎

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追記⑥No.34ダバスタイルセット(ラム)

ブラウンソースにスパイスの効いた家庭料理風カレー

物価の優等生の当店にもついに値上げの波が訪れた¥944➝1148

カラヒセットに近いが、シャキシャキ感のある玉ねぎがたっぷり入っていてよいアクセントになっている

コクはあまりなく、その分チリの辛さが強い、トマトベースのド直球カレー

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追記⑦No.マムサムカララセット(ラム)

黄金色に炒めた玉ねぎとココナッツミルクが肉の旨みを引き立てる一品

正に求めていた味、濃厚なマサラに柔らかく煮込まれたラム肉がベストマッチ、ややダークなグレイビーは飴色玉ねぎの証、黄金比率のパウダースパイスが味わいをさらに高める、バスマティライスとの相性も良い

90

 

 

 

スパイスハット(Spice Hut)

チキュウマサラ、エピタフに次ぐ東新宿の3件目はスパイスハット(Spice Hut)

メトロプロムナードC4から交差点渡りすぐ

稚拙な落書きアート、ここがカレー屋出なければ決して入らないだろう

夜はバーとなる間借りカレーのようだが近々学大前に移転するようだ

カウンターのみ6席、土曜日1150先客2名

カレーはレモンチキンとカレーリーフポークの2種のみ、盛合せ¥1200注文

カレーはどちらもサラサラ系で、辛味はほぼ無く、上品なスープベースの軽めのテイスト

チキンの方は、ほんのりとレモンが香り酸味は全く感じない、チキンのお肉自体にあまり旨みがないのはやや残念

ポークの方が比較的リッチなテイストで良く煮込まれていて柔らかくしっかりとした旨味もあり

サラサラと食べやすいので10分程で完食するが、カウンター越しの店主の立ち位置が目の前で、顔をあげる度至近距離で目が合うのはどうしたら良いものか

帰りはイスラム横丁に寄りマスタードオイル、マスールダル、バスマティライスを購入

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エピタフカレー

新宿駅より徒歩、メトロプロムナード経由C4出口からすぐのみずほ銀行角を入る

黄色い看板、地下に降りる

階段途中迄行列、待ち人7名、日曜日1150

15分程で着座、カウンターのみ12席

黒板にカレー3種記載、ホタテ、ポークビンダル、キーマ、そこから選ぶ

2種盛りでポークビンダル、キーマ注文、数分で着

青皿中央にバスマティライス左右にカレー、キャベツのアチャル、パクチー少々

ビンダルは柔らかく煮込まれた豚のコクと抑制の効いた酸味が上手くバランスし良品

キーマはデフォルトでそこそこ辛く仕立ててあり、食べ進むとじんわり汗、味的にはビンダルにはかなわない

食べ進むとライスが足りなくなる、ライス大盛りで丁度か

これで¥1400だが、チキュウマサラ同様ややハイコスト、周辺の家賃が高いのか

食後腹ごなしに新大久保まで散歩、ザ.ジャンナットハラルフードショップにて足りなくなりかけたスパイスを¥900で購入、安いし小分けで買えるのが嬉しい

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CHIKYU MASALA(チキュウマサラ)

新宿五丁目東交差点に建つビルの2階、路面に看板が出ていて外階段を登る

入口はなかなかの雑居感、カウンターのみ6席、土曜日1250、満席店外待1名、女性店主のワンオペ

客層は場所柄女子率高めおしゃべり優先のためスプーンの進みは遅く、回転率はかなり低い

レバノンキーマとムガルチキンの2種あいがけ¥1800注文

ややハイコストだが、皿上はてんこもりでインディカ米のターメリックライス、その上に練り梅の様な酸味のあるペースト、青菜他惣菜3種、赤白茶色のペースト3種、辛味ペースト1種、カレーの上には香菜、フェンネル、胡桃がふりかけてある

グラスはレモン炭酸水、食後にチャイも出る

レバノンキーマとは初めて聞いたが何故レバノンかは食べただけでは判然としない

ムガルチキンとはチキンコルマでありナッツと生クリームでリッチに仕上げてある

総じて女性店主のカレーは、角の取れた丸みのある優しい口当たりとなることが多いが、当店も例外ではなく、これがチキンコルマにはプラスに作用し、キーマには裏目に作用していると感じた

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